難波田城と難波田憲重とは~難波田氏を継承した難波田憲次も


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難波田城(なんばたじょう)は埼玉県にある平城です。別名は南畑城とも難波田氏館跡とも言います。
鎌倉時代に村山党の金子家範の子である金子高範(金子小太郎高範)が、難波田の地を与えらて、難波田高範と称し、館を構えたのが最初とされます。

現在の難波田城公園は3年掛けて復元整備され、平成12年6月1日に開園しました。

戦国時代になると、難波田憲重は扇谷上杉家の上杉朝定に従っていました。

この難波田憲重(なんばだ-のりしげ)は、難波田広定の子ともされ、初めは難波田正直と称していたと推定されています。

難波田弾正憲重は扇谷上杉家の重臣として、武蔵・松山城を任されたり、深大寺城主であったともあります。
また、娘の難波田南畑姫が岩槻城主・太田資正の正室になっています。

主君・上杉朝定は、1546年、河越夜戦北条氏康に大敗し討死したと言われています。
息子3名と甥とされる難波田広儀(難波田隼人正)も、この河越城の戦いで討死したようで、難波田憲重自身も、夜間の戦いで足元が見にくい中、1546年4月20日?、古井戸に落ちて死去したと伝わります。
そのため、難波田家は没落し、以後は武蔵松山城主・上田朝直の一族である上田左近(上田周防守左近)が、北条家の家臣として120貫文で領した模様です。
ちなみに、上田朝直(上田能登守朝直)の正室は難波田憲重の娘です。

この上田周防守左近が、難波田城の拡大工事を行い、現在の残る難波田城のように改修したようです。

また、太田資正が北条氏康と争っていた頃、北条家は難波田城を失っていたようで、河越城衆の清水政勝が難波田城を攻撃したと自身の記録にて記しています。
ただし、1564年7月、太田氏資の裏切りで太田資正が岩付城を追われあとは、小田原城の北条家の支配下となったようです。

難波田広儀(難波田隼人正)の甥・難波田憲次と言う武将がいます。
正室は三条右大臣の娘です。
この難波田憲次(なんばた-のりつぐ)の父は大森明昇(大森式部大輔明昇)ですが、母が難波田憲重の娘であったため、北条家の支援のもと、難波田家を再興して相続しました。

1590年、豊臣秀吉小田原攻めの際には、北条氏直勢に属して上田朝直、難波田因幡守、根岸藤兵衛、小岩井雅楽助、田中伝右衛門、羽生平八郎らと武蔵・松山城に籠城しています。
そして、前田利家上杉景勝真田昌幸らを迎え撃つ、松山城の戦いにて奮戦しますが、山田直安、金子家基らと豊臣勢に降伏します。
その後、前田利家勢の案内役となり、北条氏照の配下が守備した八王子城の攻撃にも加わりました。

その後、難波田憲利の代には、徳川家康の旗本として存在しており、大番組に任じられていました。
ご子孫は幕臣として続いています。

難波田城公園

難波田城公園は、上記でご紹介した写真のように、関東にしては、とても素晴らしく戦国時代の平城を復元しています。
また、敷地内には無料の資料館もありますので、とくに暑い夏なんかは、冷房で涼むこともでき、ありがたいです。
その資料館の脇には、古民家もいくつか移築されていてます。

このように古民家を残しているのも、良い方針だとは存じます。
下記の建物の間取りは、つくば市にあった、実家とほぼ同じでして、関東特有の建物です。

ちなみに、その170年前に建てられた実家の建物は、市の調査が入ったあと解体され、古民家として近隣にて「店舗」として再利用されています。(^^;)
話がそれてしまいましたが、難波田城公園へのアクセス・行き方ですが、無料の駐車場は下記の地図ポイント地点となります。

深大寺城~東京にも貴重な遺構が復元されている国史跡の平城

岩槻城主・太田資正と太田氏資と岩槻城訪問記~岩槻城の戦い

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