館林城の訪問記~かつては水に浮く将軍家の浮き城も復元が望まれるか?


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館林城(たてばやしじょう)は、立林城、尾曳城(おびき)とも呼ばれる平城ですが、岩槻城忍城と同様に、河沼を利用した城で、館林城の脇には城沼が水を湛えています。

戦国時代の館林城主としては赤井照光、赤井照忠、赤井照康、赤井照景がおりましたが、1586年頃からは小田原城の北条家の持ち城となっていました。

1590年の豊臣秀吉による小田原攻めの際には、石田三成大谷吉継長束正家、佐竹義宣、多賀谷重経、北条氏勝真田昌幸らの軍勢が押し寄せると、北条氏勝の説得に応じて、戦わずして館林城は開城したとあります。

その後、徳川家康江戸城に入ると、館林城は10万石で徳川四天王の榊原康政が入りました。

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榊原康政は館林城を大改修して近代的城郭とし、城下町を整備します。

館林城は総構で、本丸には三層の天守と二重櫓などもあったと言います。

下記は千貫門跡の石碑です。
館林市役所の北側にある▲交差点の横断歩道脇にありました。
ちなみに、トップ画像の館林城石碑は、市立第一資料館(図書館)と西にある「市役所前信号」との中間点付近にあります。

1661年に、徳川綱吉が将軍になる前、館林城主として25万石で入ると、将軍家の威光を示すため、更に館林城は整備されました。

その後、第5代将軍・徳川綱吉の長男である徳川徳松(とくがわ-とくまつ)が生まれた際には、1680年に2歳で館林城主となりましたが、1683年に徳川徳松が急死すると、館林藩は廃藩となり、館林城も廃城となっています。

しかし、6代将軍・徳川家宣の弟である松平清武が館林藩主となると、規模を縮小しつつも館林城が再び再建され、その後は、将軍を輩出した地として江戸幕府から重要視されました。

現在本丸、三の丸、稲荷郭、城下町などの土塁の一部が残されている程度です。
下記が館林城の本丸です。

下記は本丸土塁。

本丸跡にある池ですが、井戸があったことから水を湛えていると言う思考が施されています。

上記の3点は、向井千秋記念こども科学館の南側となります。

三の丸には土橋門が復元されています。

上記の三の丸土塁や土橋門(復元)は、館林文化会館の北西側にありました。

かつて城沼の水をひいて水堀だった部分は現在埋められてしまっていますが、館林城跡を訪問して感じたのは、復元できる土地がまだ広大な状態で遊んでいる事です。

特に二の丸付近や本丸脇は下記の本丸土塁脇のように土地が余っています。

館林城も、播州・赤穂城のように積極的に復元を進めていけば、関東でも有数のお城の観光地になれる余地を残していますので、実にもったいない・・。
何かの時代劇のロケ地にでもなれば、更に観光客増えると思いますしね。
下記のような、明治時代?の建物も残されているのですからね。

さて、本丸付近からちょっと離れたところにある、大手門跡石碑も撮影して参りました。

館林城の三の丸を見学する場合には、市役所の北側の無料駐車場か文化会館の北駐車場が便利です。
館林城の本丸跡・二の丸跡を見学するのに利用した無料駐車場下記のポイント地点が入口で、トイレもあります。

大手門跡石碑があるのは、下記の地図にある公園の脇にあります。地図のポイント地点に、まさに石碑があります。

以上、結構広いので、車に乗って移動しながら見学した館林城でした。
見学所要時間は50分といったところです。

石田三成の忍城水攻め采配と智略
榊原康政とは~武勇と知勇を馳せた徳川家の重臣

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