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カテゴリー:寄稿
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大内政弘の解説~天下に名を馳せた西軍の重鎮
大内政弘とは 大内政弘(おおうち まさひろ)は、室町時代の文安3年(1446年)、大内氏第13代当主・大内教弘の嫡子として生まれます。 幼名は亀童丸 太郎といい、母は山名熙貴の娘で山名宗全の養女でした。 大内政… -
石川昭光 伊達一門筆頭となった政宗の伯父
伊達家16代目当主、伊達輝宗には多くの兄弟がおり、輝宗以外は他家へ養子としていきました。 養子となり名を変えても伊達一門として主家に忠誠を誓う兄弟もいましたが、中には養子先の事情により対立した人物もいました。 そ… -
陶晴賢の解説 西国無双の侍大将
陶晴賢(すえ-はるたか)は、戦国時代の大永元年(1521年)周防の大内氏重臣陶興房の次男として生まれます。 陶氏は主家大内氏の庶流であり、興房は周防国守護代として大内義興・大内義隆親子に仕え尼子氏や小弐氏との戦いで勝利… -
大内義長の解説 傀儡と言われつつも潔く散った悲運の将
大内義長(おおうち-よしなが)は、豊後の大内義鑑の次男として戦国時代に生まれます。 母は大内義隆の姉で幼名は塩乙丸、通称は八郎。 兄には大友宗麟、弟には塩市丸がいます。 戦国期、大友氏と大内氏は北九州を巡り対立… -
明正天皇 七人目の女帝と取り巻く朝幕間の対立事件を解説
明正天皇(めいしょうてんのう)(幼名は女一宮)は、江戸時代前期の元和9年(1624年)11月19日に後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の第二皇女として生まれた、百九代天皇である。 母は徳川和子で、二代将軍・徳川秀忠の五女… -
継体天皇の解説 中央集権の礎を築いた異色の大王
継体天皇の在位は古墳時代の507年3月~531年3月。 ヤマト政権がまだ国家を完全に掌握しきれていなかった、混迷期の倭国において、第二十六代の天皇として即位している。 後に国家の政治基盤を築きあげた、推古天皇の摂政、… -
太平記【わかりやすく解説】硬派な軍記物語?怨霊が登場するファンタジー?
『太平記』(たいへいき)は、南北朝時代の動乱を描く軍記物語です。 足利尊氏をはじめ、楠木正成、新田義貞、後醍醐天皇、佐々木道誉、高師直、足利直義、護良親王、赤松則村、北畠顕家など魅力的な人物が登場し、敵味方が激しく入れ… -
蔵田五郎左衛門の解説 上杉謙信を経済面と外交面で支えた越後商人
越後国(新潟県)を本拠地とする上杉謙信(旧名:長尾景虎 1530~1578)は誰もが知る戦国期を代表する群雄の1人でありますが、戦国期~現代という永い時を経ても謙信が名将として誉れ高い所以は、やはり合戦面で殆ど負けを知… -
脇屋義助の解説 新田義貞の実弟であり最後まで足利尊氏に抵抗した南朝の武将
脇屋義助(わきや よしすけ)は、鎌倉を攻め落とした新田義貞の実弟で鎌倉時代末期から南北朝時代初期の武将です。 通称は、脇屋次郎。父は新田朝氏で上野国新田郡に生まれます。 生年は、正安3年(1301年)説、嘉元元年(1… -
細川昭元の解説 逃亡と人質生活 戦国を生き抜いた名門当主
細川昭元(ほそかわ-あきもと)は、細川吉兆家当主で室町幕府第34代管領の細川晴元と近江国国主・六角定頼の娘との間に天文17年(1548年)に生まれました。 幼名を聡明丸といいます。 昭元が生まれた頃の京都は、父・晴元…