カテゴリー:今川氏
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朝比奈親徳 桶狭間で奮戦する今川家の重臣
朝比奈親徳(あさひな-ちかのり)は、戦国時代に今川家の重臣として活躍した武将で、庵原城の城主を務めていました。 朝比奈氏は、もともと桓武平氏・三浦氏である和田義盛の3男・朝夷三郎義秀の後裔とされます。 父は朝比奈俊永… -
今川義元は領国経営に優れた優秀な戦国大名だった
今川義元(いまがわ-よしもと)は、戦国時代の1519年、駿河・遠江守護の今川氏親の5男として生まれた。幼名は芳菊丸/龍王丸。 母は、父の正室である寿桂尼(権大納言・中御門宣胤の娘)。 1523年に京都の建仁寺から太原… -
井伊直親とは~井伊家を継ぐも悲運となる生涯と亀之丞が逃れた東光院や松源寺
井伊直親とは NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」にて、故・三浦春馬さんが演じた井伊直親(いい-なおちか)は、井伊谷城主・井伊直平の3男・井伊直満の子として1535年に生まれた。 母は鈴木重勝の娘と推定される。 … -
今川氏親の解説 北川殿 今川家の危機を乗り越え遠江を手中に収めた絆は強し
今川氏親(いまがわ-うじちか)は駿河守護・今川義忠の嫡男として1471年(1473年とも)に駿府館にて生まれた。幼名は龍王丸。 母は、伊勢新九郎(伊勢宗瑞、北条早雲)の姉(妹)とされる北川殿で、1467年頃に今川義忠の… -
北条早雲の解説【詳細版】戦国時代の幕開け~伊勢宗瑞の生涯
北条早雲(北條早雲)は、一介の素浪人から戦国大名になった下剋上の始まり、戦国時代の幕開けとなった人物とされてきたが、そもそも、何の実力も無い者が一国の主になる事は非常に困難である。 その後の研究では、北条早雲(北條早雲… -
朝比奈泰勝~今川家没落後も今川氏真に仕え武田重臣を討ち取った謎の武将
朝比奈泰勝(あさひな-やすかつ)は1547年(天文16年)に遠江で生まれた。 朝比奈弥太郎泰勝は今川家が滅亡した際の掛川城主・朝比奈泰朝と同じ朝比奈一族ですが、2世代前に分家となった朝比奈知明の系統で父は朝比奈泰知… -
山村修理と竹田高正の堀川城の話と~堀江城での中安兵部も
大河ドラマ「おんな城主・直虎」にも出てくる、堀川城の戦いに関わるある山村修理と竹田高正、そして堀江城の戦いで奮戦した中安兵部と3名の武将を調べてみました。 まずは、山村修理からです。 山村修理 山村修理… -
太原崇孚雪斎~黒衣の宰相の真実とは【戦国人物伝1】
皆さんはこの人物「太原崇孚雪斎」の名を聞いて、誰?とはなりませんでしたでしょうか。 もし知っている方がいたなら「通」ですねと賛辞を送りたいです。 今回この人物を取り上げたのは、以前からこの太原崇孚雪斎(太原雪斎)につ… -
早川殿とは~北条家から今川家に嫁いだ北条氏康の長女の運命
早川殿(はやかわどの)は、早河殿とも書きますが、今川氏真の正室になった女性です。 NHKの2017年大河ドラマ「おんな城主・直虎」では「春」と言う名の姫としても登場する「早川殿」を少し詳しくご紹介したいと存じます。 … -
鵜殿長照と人質交換となった鵜殿氏長とその弟である鵜殿氏次
鵜殿長照(うどの-ながてる)は上ノ郷城主・鵜殿長持の子で、母は今川氏親の娘ですが、生年は不明です。 鵜殿家は今川義元に従っており、1560年5月の桶狭間の戦いでは、2000の将として大高城の防衛に貢献しています。 こ…