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カテゴリー:鎌倉・室町
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太平記【わかりやすく解説】硬派な軍記物語?怨霊が登場するファンタジー?
『太平記』(たいへいき)は、南北朝時代の動乱を描く軍記物語です。 足利尊氏をはじめ、楠木正成、新田義貞、後醍醐天皇、佐々木道誉、高師直、足利直義、護良親王、赤松則村、北畠顕家など魅力的な人物が登場し、敵味方が激しく入れ… -
脇屋義助の解説 新田義貞の実弟であり最後まで足利尊氏に抵抗した南朝の武将
脇屋義助(わきや よしすけ)は、鎌倉を攻め落とした新田義貞の実弟で鎌倉時代末期から南北朝時代初期の武将です。 通称は、脇屋次郎。父は新田朝氏で上野国新田郡に生まれます。 生年は、正安3年(1301年)説、嘉元元年(1… -
源範頼の解説 源義経の次に処罰された源氏
源範頼とは 源範頼 (みなもと の のりより)は、鎌倉時代初期の武将で、河内源氏・源義朝の6男として、1150年頃に生まれました。 母は、池田宿(磐田市)にいた遊女とされますが、地元有力者の娘とも考えられています… -
源頼家 5分でよくわかる解説【鎌倉幕府第2代将軍】2代目鎌倉殿
源頼家とは 源頼家(みなもと の よりいえ)は、鎌倉時代の1182年8月12日に生まれました。 父は鎌倉幕府を開いた源頼朝で、母は正室・北条政子となり、嫡男として、鎌倉・比企ヶ谷にある比企能員の屋敷で誕生していま… -
比企能員(ひき-よしかず)の解説 北条氏のハメられた?【比企能員の変】
比企能員とは 比企能員(ひき-よしかず)は、鎌倉時代初期に活躍した武将(鎌倉幕府・御家人)です。 比企氏(ひきし)の本拠地は武蔵国比企郡(埼玉県比企郡と東松山市)で、下野と武蔵の国司だった国藤原秀郷の末裔を称して… -
亀の前【源頼朝の妾】おもしろ浮気解説
亀の前 (かめのまえ) は、良橋太郎入道の娘とされる鎌倉時代初期の女性です。 父とされる良橋太郎に関してはよくわかっていませんが、源頼朝に従っていた家来だった可能性があります。 そのためか、吾妻鏡では、源頼朝が伊豆の… -
阿波局の解説 源実朝の乳母を務めた北条時政の娘
阿波局とは 阿波局 (あわの-つぼね) は、鎌倉時代の初代執権・北条時政の娘ですが、生年と、実母は不明です。 姉とされる北条政子と、弟とされる北条義時がいます。 源頼朝の異母弟である阿野全成(あののぜんじょう)… -
阿野廉子の解説 後醍醐天皇の遺志を引き継いだ女傑の伝説
南北朝時代に活躍した女性と言うと、皆さんは誰を思い浮かべるでしょうか。 勾当内侍、赤橋登子、南江久子、雛鶴姫などの女性達は、『太平記』などを元にした作品のヒロインになるなど今でも人気が高いですが、彼女らの頂点に立つ巨星… -
勾当内侍の解説 【太平記に登場する美女】
勾当内侍(こうとうのないし)は、南北朝時代の女官です。 女官(にょかん)と言うのは、宮廷で仕える女性のなかでも「官職」を持つ女性のことです。 内侍(ないし)と言うのは、その役職名で、天皇の近くで宮中における経理・総務… -
足利直義の解説 骨肉の争いで散った室町開府の功労者
足利直義(あしかが‐ただよし)は、徳治元年(1306年)に鎌倉幕府の有力御家人・足利貞氏と側室の上杉清子の三男として生まれました。 異母兄として早世した長男の足利高義、同母の次兄に足利尊氏がいます。 室町幕府初代…