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太平記【わかりやすく解説】硬派な軍記物語?怨霊が登場するファンタジー?
『太平記』(たいへいき)は、南北朝時代の動乱を描く軍記物語です。 足利尊氏をはじめ、楠木正成、新田義貞、後醍醐天皇、佐々木道誉、高師直、足利直義、護良親王、赤松則村、北畠顕家など魅力的な人物が登場し、敵味方が激しく入れ… -
脇屋義助の解説 新田義貞の実弟であり最後まで足利尊氏に抵抗した南朝の武将
脇屋義助(わきや よしすけ)は、鎌倉を攻め落とした新田義貞の実弟で鎌倉時代末期から南北朝時代初期の武将です。 通称は、脇屋次郎。父は新田朝氏で上野国新田郡に生まれます。 生年は、正安3年(1301年)説、嘉元元年(1… -
一色藤長の解説 足利義昭の擁立に従った幕臣
一色藤長(いっしき-ふじなが)は、一色晴具の子で戦国時代の武将、室町幕府の御供衆となります。 一色氏は、清和源氏義国流で足利氏の一族となりますが、その一色氏も色々と分かれていて、一色藤長の場合には、式部少輔と御部屋衆を… -
足利義輝の解説 幕府再興の前に倒れた天下諸侍「御主」
足利義輝(あしかが-よしてる)は天文5年(1536年)3月10日室町幕府第12代将軍足利義晴の嫡男として生まれます。 幼名は菊幢丸といい生母は近衛家出身の慶寿院、兄弟には15代将軍となる足利義昭や周暠がいます。 … -
二条晴良 織田家を助けた公卿
二条晴良(にじょう-はるよし)は、戦国時代の公卿・二条家の14代当主となり、1526年に生まれました。 父は関白・従一位にもなった二条尹房(にじょう-ただふさ)で、母は九条尚経の娘・九条経子です。 父・二条尹房は… -
摂津晴門の解説 室町幕府の政所執事として将軍権力回復に尽力
摂津晴門(せっつ-はるかど)は、戦国時代の足利将軍家の家臣で、政所執事を務めました。 そもそも、室町幕府の政所(まんどころ)執事は、代々伊勢家が世襲していました。 代を重ねるごとにその権力は大きくなり、足利義満ですら… -
高師直 ~非凡な才と苛烈さで恐れられた南北朝の武将~
高師直(こうのもろなお)は、平安初期の皇族・峯緒王(後に臣籍降下して高階峯緒)の血を引く武将で、本名を高階師直と言います。 1991年の大河ドラマ『太平記』(2020年に大河ドラマアンコール)で柄本明さんによる熱演で話… -
足利直冬 反逆の貴公子 生涯をかけて足利家に反抗した尊氏の次男
鎌倉時代末期から南北朝時代。利害により敵味方が入れ替わる激動の時代。 そんな時代において本来、肉親は信頼できる味方になり得るはず。 今回紹介するのは、足利尊氏の息子の足利直冬(あしかが-ただふゆ)。 青年に達した時… -
赤橋登子とは 足利尊氏を支えた最後の執権の妹
赤橋登子(あかはし-なりこ、あかはし-とうし)は、鎌倉時代末期の1306年に、北条久時(赤橋久時)の娘として生まれました。 母は、鎌倉幕府8代執権・北条時宗の異母弟である北条宗頼の娘です。 兄に最後の執権となった北条… -
足利義昭とは 信長包囲網など外交手腕に優れた最後の室町幕府将軍
足利義昭(あしかが-よしあき)の生まれは戦国時代の1537年11月13日、父は室町幕府12代将軍・足利義晴。母は近衛尚通の娘・慶寿院。 2男(次男)であった為、足利将軍家の家督相続者以外の子として、1542年11月20…