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カテゴリー:女性
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清姫の墓 熊野に伝わる安珍と清姫の伝説
清姫の墓は、紀伊半島の熊野古道がある和歌山県田辺市中辺路町真砂にあります。 鐘の中に隠れた修行僧・安珍を、大蛇に化けた清姫が恋の炎で焼き殺してしまう伝説のヒロインである清姫の墓とされる史跡です。 安珍(あ… -
眠れないほど面白い大鏡⑤ 「藤原道長、妹の懐妊を疑う」
「大鏡」は、平安時代後期に成立した、歴代天皇と藤原摂関家の歴史を中心に扱う歴史物語だ。 今からちょうど1000年前、日本のトップに君臨していた男こそ、藤原道長(ふじわら-の-みちなが)である。 彼は非常に豪胆な人物で… -
眠れないほど面白い大鏡② 「賢帝に愛され、中宮に嫉妬された女御」
「大鏡」について、貴方はどれくらいの知識をお持ちだろうか。 いわゆる「四鏡(大・今・水・増)」のひとつであり、扱われている時代としては、「水鏡」に次いで2番目に古い、文徳天皇から後一条天皇にいたる14代176年にわたる… -
木曽義仲産湯の清水 鎌形八幡神社(埼玉県嵐山町) 小枝御前と山吹御前も
埼玉県嵐山町鎌形にある鎌形八幡神社(かまがたはちまんじんじゃ)は平安時代初期に、笛吹峠を越えてこの大蔵に入った、征夷大将軍・坂上田村麻呂が創建したと伝わり、源氏の氏神として仰がれてきました。 源義賢が大蔵館主・秩父重隆… -
妻木煕子 明智光秀を愛し愛された糟糠の妻
妻木煕子(つまき-ひろこ)は明智光秀の正室で、明智煕子(あけち-ひろこ)とも言います。 煕子の生年と出自には謎が多く、46歳で死去した説を採用すれば享禄3年(1530年)に『美濃国諸旧記』に名を記された現地の武士である… -
箸墓古墳 倭迹迹日百襲姫命が卑弥呼なのか?
箸墓古墳(はしはかこふん・箸中山古墳)は、奈良県桜井市箸中にある前方後円墳です。 墳丘の長さは278メートルですが、かつてはもう一回り大きかったと推測されているようです。 被葬者は不明ですが、宮内庁によって大市墓… -
伊也姫のお噺~本能寺の変により動かされた細川忠興の妹の運命
2020年「麒麟くる」明智光秀公を主人公とした大河ドラマが決定致しました! 長年、明智家・細川家の大河ドラマ誘致キャラバン隊の細川ガラシャとして、長岡京市や福知山市を中心に署名活動を行ってきたので、大河ドラマが決定… -
悲劇の女城主・おつやの方の生涯
昨年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』も話題となりましたが、城や領地、民や家臣を姫が守ったという史実は実際にございます。 乱世の戦国時代。女性が上に立つということは、大変な苦労があったかと思われます。 そして、… -
明智玉子(細川ガラシャ)とキリスト教の関係考察
細川ガラシャ姫(ほそかわ-ガラシャ)。 このお名前を聞くと「悲劇の姫」とイメージされる方も多いかと思います。 果たして彼女の人生は「悲劇」だったのでしょうか? 今回、わたくしが書かせて頂く題材は「明智玉… -
津軽為信(大浦為信)と戌姫~南部家から独立し津軽統一を果たした智将
津軽為信 津軽為信(つがる-ためのぶ)は、大浦城を継いで戦国時代に津軽地方を統一し、初代の弘前藩主となった武将です。 生まれたのは1550年1月1日で、幼名は扇ですが、出自については諸説あります。 最初の名は久…