このページでは前田慶次の米沢関連として、無苦庵跡、堂森善光寺、慶次清水をご紹介させて頂きます。
堂森善光寺
堂森善光寺(どうもりぜんこうじ)は真言宗豊山派の寺院で、境内に前田慶次(前田利益)の供養塔があります。
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下記の写真が前田慶次の供養塔です。
また、境内には「慶次の力石」と呼ばれる、里人と力試しをしたと伝えられる安山岩もあります。
直江兼続の補佐で与板衆出身である志田修理義秀の墓が、前田慶次供養塔の裏側の斜面にあるそうです。
しかし、似たような多数のお墓がたくさんありすぎて、どれかは不明でした。
堂森善光寺の文献などは消失しており、詳しい事は不明ですが、梵鐘の刻によると807年に阿弥陀堂の別当ができたとあり、それよりも前から創建されていたものと推測できます。
米沢城からは東に当たり、JR米沢駅から徒歩30分くらいです。
前田慶次供養塔や力石は、境内に入って、裏山へ向かうとそれぞれありますので、すぐにわかると思います。
上記写真の「月見平」と呼ばれる小高い丘の麓に堂森善光寺があります。
下記の地図ポイント地点は、堂森善光寺の駐車場です。
無苦庵跡
前田慶次が晩年に万世堂森に居を構えて余生を過ごした場所で、その屋敷の名前を自ら「無苦庵」と名付けました。
下記の写真は無苦庵跡に最近できた説明版です。
ただし、無苦庵跡は私有地となっており、民家がありましので、勝手に侵入したりしないようご注意願います。
空堀?のようなものもありました。
前田慶次が住む前から、土豪の屋敷があったのを、そのまま使ったのか、新築したのか?、土地は再利用したのかも知れません。
無苦庵跡の場所は下記の地図ポイント地点です。
駐車場はありませんので、付近の駐車禁止では無い農道?に数分間だけ短時間止めさせて頂きましたが、住民の皆様の通行の妨げにならないよう、配慮が必要です。
米沢駅からだと約2km、徒歩25分程度となります。
慶次清水
無苦庵跡から大きな道路沿いを東へ500mほど行ったところに「慶次清水」と呼ばれている、湧水池があります。
車の場合には八幡原緑地野球場の無料駐車場へ止められます。
下記の地図ポイント地点が、その駐車場の入口です。
車の駐車場の一番奥に止めると良いでしょう。
そこから、野球場の1塁側からライト側(大きな道路側)をグルッと歩いて行きます。
途中には「慶次桜」なるものがありましたが、まだ植えられたばかりのようですので「かぶき者慶次」のドラマ放送を記念して、植樹したようです。
センターバックスクリーンのスコアボードの裏側あたりに差し掛かりますと、慶次清水がある森の中へと通じる散策路が見えます。
下記写真のところが、その入口となります。
その入口から徒歩1分くらい進みますが、夏場は虫除けや、ハチ対策も必要だと思われます。
慶次清水は森の中にひっそりとありました。
水面も穏やかで、水がとても澄んでいます。
慶次清水は2つの池に別れていて、ほとりには「祠」もあり、歴史を感じます。
前田慶次も飲用水として使用していた可能性は充分にあり、毎朝、散策がてらここに来ては顔でも洗ったのかな?なんて想像してしまいました。
慶次清水には「水質検査表」も張られていて、コップも置いてありますので、なんと今でも「飲める」ようです。
ただ、自然の中でとても綺麗そうとは言え、池の水を汲んで飲むのには勇気がいりそうで、私は辞めておきました。
念の為、慶次清水がある森への入口を地図にて示しておきます。
各地図は縮尺を変えてご覧願います。
以上、堂森善光寺・無苦庵跡・慶次清水の見学所要時間ですが、車の移動にて合計30分といったところでしたので、ご参考になさって頂けますと幸いです。
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