京都の世界遺産でもある下鴨神社は、山城国の一宮です。
すなわち、山城国で一番由緒ある神社と言う事ですが、その歴史も古く京都の社寺では最も古い部類です。
恐らく京都に日本人が住み始めたころ、下鴨神社の右わきにある「御手洗神社」付近の湧き出る水などを信仰したのが始まりと推測致します。
そして、神武天皇が東征した際、高木神・天照大神の命を受けて日向の曾の峰に天降り、大和の葛木山に至って八咫烏に化身し神武天皇を先導したと伝わる、賀茂氏を祀ったのが、この下鴨神社です。
国家安泰・厄除けですので、いわば天皇家にとって、京都の守り神と言えるでしょう。
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本殿2棟が国宝に指定されています。
本殿から右手の方角に、前述しました御手洗神社(下記写真)があり、そこから相当量の水が湧き出て、みたらし池があります。
そうです。みたらし団子の名前の発祥とも言われている地ですね。
本殿の左奥から見学できる有料拝観(大炊殿拝観)は大人500円(小学生250円)で、朝10時~16時30分までです。
有料部分は合計3箇所で、地元ボランティアの方でしょうか? 説明も行って頂けました。
三井神社がある部分は撮影禁止でしたので、残念ながら写真はありません。撮影しても大丈夫だった有料拝観のショットを下記に数枚掲載させて頂きます。
上記は下鴨神社のパワースポットですね。
上記の大炊殿は、神様へのお供え物を作る為の台所です。
外に出ると、更に「供御所」と言う、天皇の為の避難建物(御所に何か発生した場合に、一時避難する施設)の中も有料拝観のチケットを見せれば見学できます。(結婚式が行われていなければ。)
乗用文化財であり建物内は撮影禁止でしたので、建物の外観だけ掲載しておきます。御簾(みす)が取り付けてあるので、外から中は伺えませんが、中からは外が見えました。
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