韮崎にほど近い甲斐市下今井字鳴石に「泣石」と言う大きな石(大きな岩)があります。
先に場所からご紹介致しましょう。
JR中央本線の線路わきにあり、塩崎駅からも近いです。
1582年3月3日、武田勝頼が新府城から小山田信茂の岩殿城を目指して落ち延びた際に、ここを通過した北条夫人が、振り返って新府城の方角を見て涙したと言う伝承があります。
ただし、かつては岩がある現在の場所には無かったようでして、100m程南東にあり、岩の割れ目からは水が流れていたと言います。
その場所が、中央本線の線路となったため、今の場所に移されたようです。
岩の大きさは、高さ3.8m、幅2.7m、奥行き3.7mで、目立ちます。
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駐車場は無いのですが、県道を甲府方面に進んでいれば、道路が広くなった箇所があり、路肩に短時間止められるスペース(5台分くらい)があります。
・新府城に関してはこちら
・涙の森(なみだの森)はこちら
・武田勝頼の逃避行の詳細はこちら
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